お店の人がテーブルをふいて行ったんです。すき間にかくれていたので、たすかりました。
子どもがくるのを、しばらくまっています。
ウイルスは、かいだんのてすり、お店のたな、テーブルなど、いろいろなところにかくれています。べたべたさわらないようにしよう!
かおや目のまわりをさわらないようにしよう!
もちろん、鼻(はな)に指(ゆび)をいれるのはやめよう!
これからもよろしくね!
ウイルスは、どうして増殖(ぞうしょく:ふえつづけること)するの?
それはね!たとえば「おりがみ」というざいりょうで飛行機(ひこうき)のかたちをつくると、空中(くうちゅう)をとぶ「しくみ:はたらきをもつくみあわせ」ができるよね。
たんぱくしつ(いきものをつくっているざいりょうのこと)というざいりょうを、あるかたちにくみあわせると、じぶんでコピーをつくるしくみができるんだ。こわいでしょ?
だけど、いきものではないので、じぶんでコピーをつくるしくみにはなっていないんだよ。
ヒトやどうぶつのからだのなかにはいったときだけ、コピーをつくるんだ。
だから、からだに入れないようにすればいいんだけど、にんげんって、ゆるいからね。
ヒトの防御機能(ぼうぎょきのう:からだをまもるしくみ)は、神さま(かみさま)がつくったものなので、とってもきびしいものです。たとえば、鼻の粘液(はなのねんえき=はなみずのこと)は、ウイルスをつかまえて、からだのなかにいれないようにします。
鼻(はな)の中にウイルスや花粉(かふん)などがはいっていると、からだはハナミズをどんどんだして、からだの外(そと)にだそうとします。
この人は、ハナの中で免疫機能(めんえききのう:びょうげんきんとたたかうしくみ)がはたらいているところで、まだ病気(びょうき)にかかっていません。
子どもはハナミズを「ズルルル」ってすすってしまうことがありますが、それではウイルスがからだに入ってしまいます。ハナをかむようにしましょう。
ハプション!くしゃみ1回で200万のウイルスがとびだすらしいよ。
くしゃみをしたり、ハナをかんだあとは、せっけんで洗おう。
洗うときは、せっけんはつかわず、水だけにしてね。
それから、手首(てくび)からうえのほうは、みのがしてほしいんだ。
ハンカチも、わすれていってね。
ズボンでふいてほしいんだ。
★おみせのたなやテーブルを、べたべたさわらないようにしよう。
★せっけんで、手をあらおう。(てくびまであらおう)
★ハンカチを、わすれずに!
★ハナミズがでたら、はなをかもう。
★手がカサカサにならないように、クリームをぬってもらおう。