かしこい子になる

音読を毎日続けると、偏差値は20上がる

■「音読を毎日続けると、偏差値が20上がる」
ある国語の先生が高校生の頃、音読の場所を探してさまよった話が、可愛そう過ぎて忘れられません。その先生は高校時代は下宿生で、部屋の中で声を出し続けると迷惑がかかると思い、音読をする場所を探しているうちに、大きな公園のブランコにたどりつきました。

そのブランコに毎日のように通っているうちに毎日の日課になってしまい、真冬に雪が積もっても防寒着に身を固めて、ブランコの近くに座る場所を作って音読をしたそうです。

国語、英語、古典、漢文、世界史、日本史、地理、政経、倫理、どれも教科書を音読して暗記するだけでも、かなりの効果があるといいます。長文を収録したCDがあれば、それを聞きながら一緒に音読をすると発音を直すこともできます。

その先生は「自分は音読で20上げた」と豪語していました。実際、3年生の秋まで文科系の部活に一生懸命で、ほとんど受験勉強の時間がとれなかったのに、早稲田大学にすんなり合格できたといいます。

夏は朝の5時~6時がお勧め。下宿生は近くの公園をチェックしておこう。

■「聞かぬは一生の損」
その先生が、朝のH.R.を立ち去る際の「決めゼリフ」に感動したという生徒のウワサを聞き、ずっと気になっていました。

しかし、そのクラスの生徒に聞いても、「何だっけ?」「いつも同じこと言うよね」「何だっけ?」「でもすごいグッと来る」とかで要領を得ない。

本人に聞こうと思ったが、面と向かうと、どうやって切り出せば良いか、分からなくなる。考えているうちにこちらが転勤になってしまった。

あれから数十年。やっぱり気になる。聞かぬは一生の損とは、本当のことだ。N先生が、言いそうな決めゼリフを、考えてみました。
「今日も、成長につながる一歩を踏み出そう。」

いや、絶対違うなぁ。

ABOUT ME
pinosuke
ぴのすけ@30年間、地方で物理の教師をやったあと起業してしくじり、いまは会社員をしながら再起動中です。 学校では、うつや不安症やアレルギーといった、心理面、健康面でのサポートが得意で、無理だと思われていた子も、不思議と学校に戻ってきました。 大きなしくじりを体験し、ビジネス面でも意外に「ついてる」ことが発覚。 これからはビジネスに重心を置いて、サポートの力を試していきます。