からだの不調を吹っ飛ばす

カゼをひかないぴのすけの、たったひとつの弱み

ぴな
ぴな
パパ!マスクをしなきゃだめよ!
ぴのすけ
ぴのすけ
ごめんごめん。心配(しんぱい)かけてごめんね!
でもね、マスクより大切(たいせつ)な予防法(よぼうほう)があるんだ。
ぴな
ぴな
予防法(よぼうほう)?
ぴのすけ
ぴのすけ
おかげで、この30年(ねん)は、風邪(かぜ)をひいたことがないよ。
ぴな
ぴな
はな、のびてるよ。
ぴのすけ
ぴのすけ
まちがえた。
「この30年、風邪(かぜ)を悪く(わるく)したことがありません」
ぴな
ぴな
あ、ちぢんだ。
ぴのすけ
ぴのすけ
病気(びょうき)で仕事(しごと)を休んだ(やすんだ)こともないよ。

「ぴのすけ」は20歳(はたち)のころに大怪我(おおけが)をして、両ヒザ(りょうひざ)に後遺症(こういしょう)があります。そのため、身体(からだ)を鍛え(きたえ)られるスポーツのほとんどができません。
その代わり(かわり)に、体調(たいちょう)を崩さ(くずさ)ない工夫(くふう)をしてきました。

ぴのすけ
ぴのすけ
この間(あいだ)、職場(しょくば)の健康診断(けんこうしんだん)があって、担当(たんとう)の人(ひと)に言われ(いわれ)たんだ。
かんごし
かんごし
「ぴのすけさんは、この職場(しょくば)でたったひとり、ぜんぶの項目(こうもく)が合格(ごうかく)でした!」
ぴのすけ
ぴのすけ
血液検査(けつえきけんさ)も、胃(い)や腸(ちょう)のレントゲンも、すべて正常範囲(せいじょうはんい)だったのは、パパだけだったらしいよ。
ぴな
ぴな
へぇ、すごい。がんばってるんだね!

いま流行って(はやって)いるコロナウイルスは、風邪(かぜ)の一種(いっしゅ)です。

ぴのすけ
ぴのすけ
日頃(ひごろ)の心がけ(こころがけ)ができていれば、恐れ(おそれ)ることはないよ。

ぴのすけの風邪(かぜ)をひかない妙(みょう)な自信(じしん)の秘密(ひみつ)

その1.心がけ(こころがけ)リスト

イ.かぜをひかないと、心(こころ)に決め(きめ)る。
ロ.急が(いそが)ない、恨ま(うらま)ない、突っ込ま(つっこま)ない。
ハ.よく笑(わら)い、よく感謝(かんしゃ)し、元気(げんき)に返事(へんじ)をする。

その2.やることリスト

ニ.身体(からだ)を冷やさ(ひやさ)ない。
ホ.外(そと)にでるときは手袋(てぶくろ)をする。

その3.食べ物(たべもの)について

ヘ.酢っ(すっ)ぱいものが好き(すき)になる秘訣(ひけつ)。
ト.ヨーグルトも毎日(まいにち)食べ(たべ)る。
チ.できればごはんは、玄米(げんまい)に替え(かえ)てもらう。

その4.風邪(かぜ)をひいたとき

リ.風邪(かぜ)の定番(ていばん)『ホットオレンジジュース』!
ヌ.もしもの備え(そなえ)、ビタミンC。

番外編(ばんがいへん)  ⇒別(べつ)のページに書く(かく)よ。
ル.ニュースをよく知り、よく勉強する。
ヲ.掃除(そうじ)、洗濯(せんたく)、お手伝(てつだ)い。
ワ.好き(すき)嫌い(きらい)をしないでよく食べ(たべ)る。
カ.やさいを皮(かわ)のまま食べ(たべ)る。
ヨ.きのこを毎日(まいにち)食べ(たべ)る。
タ.納豆(なっとう)を毎日(まいにち)食べ(たべ)る。

イ.かぜをひかないと、心(こころ)に決め(きめ)る。

ぴな
ぴな
これは、工夫(くふう)とはいわないわ!

かぜをひかないと決めると、潜在意識(せんざいいしき)がいつもかぜをひかないように気(き)をつけてくれるんだ。

☆潜在意識(せんざいいしき):心(こころ)のなかの、ほんとうの自分(じぶん)のかんがえ。

ぴのすけ
ぴのすけ
てぶくろを忘れ(わすれ)ないように気をつけてくれるのも、潜在意識(せんざいいしき)なんだよ。

決める(きめる)というのは大切(たいせつ)なことです。
たとえば「太りたくない」と思う(おもうとき)とき、どんなダイエットをするより「自分は太らない」と決めて(きめて)しまうことのほうが効果(こうか)があります。

ぴのすけ
ぴのすけ
そう決めて(きめて)しまうと、ドーナツが目の前(めのまえ)にあっても、食べ(たべ)たいと思わ(おもわ)なくなる。
ぴな
ぴな
それは、むずかしいわね。
ぴのすけ
ぴのすけ
それが「決める(きめる)」っていうことだよ。
ぴな
ぴな
ふーん。わたしも、かぜ「は」ひかないことに決めるわ!

ロ.急が(いそが)ない、恨ま(うらま)ない、突っ込ま(つっこま)ない。

ぴな
ぴな
かぜと、かんけいないじゃない。
ぴのすけ
ぴのすけ
免疫(めんえき)のはたらきを、説明(せつめい)するよ。

☆免疫(めんえき):身体(からだ)の中(なか)にある、病気(びょうき)と闘う(たたかう)仕組み(しくみ)のこと。

ひとはむかし、毎日(まいにち)をいろいろなものと闘って(たたかって)生活(せいかつ)していました。
狩り(かり)をするために動物(どうぶつ)と闘っ(たたかっ)たり、となりの部族(ぶぞく)が攻めて(せめて)きたリ、いまのように安心(あんしん)して暮らして(くらして)いられませんでした。

急い(いそい)だり、怒っ(おこっ)たり、人(ひと)を恨ん(うらん)だりすると、身体(からだ)は、そのころの状態(じょうたい)を思い出し(おもいだし)て、戦闘(せんとう)モードに変わって(かわって)しまいます。
するとスピードを出す(だす)のに必要(ひつよう)な「赤血球(せっけっきゅう)」が増え(ふえ)ます。

☆赤血球(せっけっきゅう):からだじゅうに酸素(さんそ)を送っ(おくっ)てくれる細胞(さいぼう)

ぴな
ぴな
それは、たすかるわよね!

そのかわりに免疫(めんえき)をまもっているリンパ球(りんぱきゅう)の数(かず)が、へってしまうのです。
☆リンパ球(りんぱきゅう):いくつかの種類(しゅるい)があり、からだの中に入ったウイルスなどを、れんらくをとりあって最終的(さいしゅうてき)に、食べ尽くし(たべつくし)てくれる。

ぴな
ぴな
そこかぁ!

急がず(いそがず)あわてず、穏やか(おだやか)に生活(せいかつ)していると、逆(ぎゃく)のことがおこるんだよ。

スピードがいらないから必要(ひつよう)な酸素(さんそ)の量(りょう)が減る(へる)ので、赤血球(せっけっきゅう)が減り(へり)、リンパ球(りんぱきゅう)がふえるんだ。

ぴのすけ
ぴのすけ
それが、急い(いそい)だり、人を恨ん(うらん)だりしてはいけない理由(りゆう)だよ。
ぴな
ぴな
ふーん。
それで「突っ込ま(つっこま)ない」はどうなったの?
ぴのすけ
ぴのすけ
ああ、それはいい突込み(つっこみ)だね。
ぴな
ぴな
これが突っ込み(つっこみ)!?

☆突っ込み(つっこみ):漫才(まんざい)で、ボケ役(やく)のBさんが、わざと間違っ(まちがっ)たことを言い(いい)、突っ込み(つっこみ)役(やく)のAさんがそれを直そう(なおそう)とすること。

プロの漫才師(まんざいし)は、お互い(たがい)に思い(おもい)やりを持っ(もっ)てしっかり準備(じゅんび)します。
しかし、思い(おもい)やりのない突っ込み(つっこみ)は、ただの悪口(わるぐち)になってしまいます。

ぴのすけ
ぴのすけ
一歩(いっぽ)間違う(まちがう)と、争い(あらそい)のタネを撒く(まく)ことになるんだ。
ぴな
ぴな
「突っ込み(つっこみ)」には思い(おもい)やりが必要(ひつよう)なのね。

ハ.よく笑(わら)い、よく感謝(かんしゃ)し、元気(げんき)に返事(へんじ)をする。

大昔(おおむかし)の話(はなし)に戻り(もどり)ます。
獲物(えもの)がとれると、みんな大喜び(おおよろこび)で神さま(かみさま)に感謝(かんしゃ)をしました。

よく笑(わら)う人、元気(げんき)に返事(へんじ)をする人は、仲間(なかま)から大事(だいじ)にされる傾向(けいこう)があります。

ぴのすけ
ぴのすけ
分け(わけ)前(まえ)も多かっ(おおかっ)たと思う(おもう)よ。
ぴな
ぴな
感謝(かんしゃ)する気持ち(きもち)も大きい(おおきい)かもね!

しかし、狩り(かり)が終わっ(おわっ)たばかりなので、多く(おおく)の人(ひと)はケガをして、身体(からだ)にはバイキンが入っ(はいっ)ていました。

ぴな
ぴな
たいへん!
ぴのすけ
ぴのすけ
ところがそこに、強い(つよい)免疫力(めんえきりょく)を持っ(もっ)た人(人)たちが現れ(あらわれ)たんだ。
ぴな
ぴな
どんな人たち?
ぴのすけ
ぴのすけ
心(こころ)と身体(からだ)のバランスがとれている人たちだよ。

心(こころ)と身体(からだ)のバランスがとれている人たちは、身体(からだ)の中(なか)でリンパ球(りんぱきゅう)をたくさん作る(つくる)ことができました。そういった人(ひと)たちは、生き残る(いきのこる)確率(かくりつ)が高かっ(たかかっ)たのです。

ぴのすけ
ぴのすけ
人間の中の、優しい(やさしい)気持ち(きもち)は、きっとこういう時に生まれたんだと思うよ。
ぴな
ぴな
やさしい気持ち(きもち)が、一番(いちばん)強い(つよい)のね!
ぴのすけ
ぴのすけ
そうだね!僕(ぼく)たちの身体(からだ)は、優しい(やさしい)気持ち(きもち)でいるときに、いちばん強く(つよく)なるんだ。

ニ.身体(からだ)を冷やさ(ひやさ)ない。

体温(たいおん)が1℃下がる(さがる)と、免疫力(めんえきりょく)が半分(はんぶん)に減る(へる)と言われ(いわれ)ています。
ぴな
ぴな
わたしは冷蔵庫(れいぞうこ)の飲み物(のみもの)を、温めて(あたためて)飲む(のむ)ようにしているわ!
ぴのすけ
ぴのすけ
いいね!それは大切なことだ。

身体(からだ)の免疫(めんえき)が闘って(たたかって)いる時(とき)に、冷たい(つめたい)水(みず)を飲ん(のん)でしまうと、しばらくのあいだ免疫(めんえき)が弱く(よわく)なってしまうんだよ。

ぴな
ぴな
水(みず)を差す(さす)ってことね!

☆水を差す(みずをさす):じゃまをすること

ぴのすけ
ぴのすけ
いいね!いいこと言う(いう)ね!

寒い(さむい)ときには手袋(てぶくろ)をはめたり、帽子(ぼうし)をかぶるなどはもちろん、タイツや股引(ももひき)を履く(はく)のがよいです。

ぴな
ぴな
わたし、腹巻き(はらまき)をすると、汗(あせ)をかいちゃうのよね。
もしも、ファッション系(けい)のみなさんがこれを読んで(よんで)いてくれたら、子どもが自分(じぶん)で体温調節(たいおんちょうせつ)ができるように、シャツやブラウスの上からつけられる「腹巻き(はらまき)」のデザインを考え(かんがえ)てほしいです。あたらしいネーミングもね!
冷え性(ひえしょう)の人(ひと)は、腿(もも)から下(した)か、腰(こし)から下(した)のあたりが冷える(ひえる)ので、取り外し(とりはずし)ができて、暖かい(あたたかい)ものを考えて(かんがえて)ほしいです。
もしもそういうものがあれば、コメントをくださいね!

ホ.外(そと)にでるときは手袋(てぶくろ)をする。

寒さ(さむさ)対策(たいさく)ではなく、感染症対策(かんせんしょうたいさく)です。

ぴのすけは風邪(かぜ)の季節(きせつ)がやってくると、どんなに暖かい(あたたかい)日でも、手袋(てぶくろ)を欠かし(かかし)ません。

ぴな
ぴな
パパはいつも、手袋して行きなさいって言うわよね!
ぴのすけ
ぴのすけ
大切なことだからね。

⇒「これから1分間、ウイルスになってみる」も読んでね!

軍手(ぐんて)は10組み(くみ)300円ほどで売られ(うられ)ています。

ぴのすけ
ぴのすけ
毎日(まいにち)洗って(あらって)使う(つかう)のに便利(べんり)です。

軍手(ぐんて)は真っ白(まっしろ)で目立つ(めだつ)ので、好きな(すきな)色(いろ)に染めて(そめて)使う(つかう)と良い(よい)です。

使い古し(つかいふるし)のペンのインクを使う(つかう)と、ペン一本(いっぽん)で、軍手(ぐんて)なら3組(さんくみ)くらい染め(そめ)られます。

かすれて出なく(でなく)なった名前ペン(なまえぺん)の場合(ばあい)です。

(1)ペンの先(さき)の部分(ぶぶん)をペンチでつかむと、インクの染み(しみ)こんだフェルトが取り(とり)出せ(だせ)ます。

(2)20cm×30cmほどのポリ袋(ぽりぶくろ)に入れ(いれ)て、エタノールかメタノールを20mLほど入れると、インクがしみ出して(だして)くるので、袋(ふくろ)の上(うえ)からインクを絞り(しぼり)だします。

(3)ぜんぶのインクが絞り(しぼり)出た(でた)ところで、水(みず)を100mLほど入れ(いれ)て、さらに絞り(しぼり)だします。

(4)袋(ふくろ)からインクのフェルトを取り出し(とりだし)て、2組(ふたくみ)分(ぶん)の軍手(ぐんて)を入れ(いれ)てしみこませ、乾か(かわか)せばできあがりです。

写真(しゃしん)ではゴムの入っ(はいっ)た縁(ふち)のところをなかに折り(おり)かえしてあります。
ブルーグレイの落ち(おち)着いた(ついた)色(いろ)に仕上がり(しあがり)ました。

ぴな
ぴな
「ブルーグレイ」は、ママの好き(すき)なセーターの色(いろ)だわ!

ヘ.酢っ(すっ)ぱいものが好き(すき)になる秘訣(ひけつ)。

酢(す)は、血液(けつえき)をサラサラにして、免疫力(めんえきりょく)を強く(つよく)してくれます。

ぴのすけ
ぴのすけ
身体(からだ)を温め(あたため)てくれる効果(こうか)もあるよ。

ぴのすけは、2週間(にしゅうかん)に1本(いっぽん)の割合(わりあい)で、りんご酢(りんごす)を使い(つかい)きります。

ぴのすけ
ぴのすけ
よく使う(つかう)のは、500mLで148円のりんご酢(りんごす)だよ。これを選ぶ(えらぶ)理由(りゆう)は、
ぴな
ぴな
やすいからでしょ!
ぴのすけ
ぴのすけ
その通り(とおり)だよ!いいね!

ヨーグルトがびんに残っ(のこっ)ているとき、ジュースとりんご酢(す)を入れて良く(よく)振っ(ふっ)て、ヨーグルトドリンクを作る(つくる)んだ。

ぴな
ぴな
それ、わたしものんだわ!ちょっとすっぱいけど、おいしかった!

酢(す)で料理(りょうり)をおいしくする秘訣(ひけつ)

ぴのすけ
ぴのすけ
酢(す)をそのまま料理(りょうり)に入れ(いれ)ると、
ぴな
ぴな
鼻(はな)にツン!ときて、痛く(いたく)なります!
ぴのすけ
ぴのすけ
そうなんです。ところが、あるものを一緒(いっしょ)に入れると、
ぴな
ぴな
鼻(はな)にツン!と来なくなるの?
それは、なに?
ぴのすけ
ぴのすけ
ひらけぇ、といえば!
ぴな
ぴな
ポンキッキ!!
ぴのすけ
ぴのすけ
知ってるの!
ぴな
ぴな
知ら(しら)ないけど、だいほんに書いて(かいて)あるもん。
ぴのすけ
ぴのすけ
台本(だいほん)があるんだぁ。 それじゃ答え(こたえ)は?
ぴな
ぴな
『ごま』です。

料理(りょうり)に使う(つかう)ときは、酢(す)と同じ(おなじ)量(りょう)のゴマを入れ(いれ)ると、鼻(はな)にツンとこなくなるよ。

ゴマに含まれるカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが一瞬(いっしゅん)で酢酸(さくさん)と結び(むすび)ついて、匂い(におい)のしない酢酸(さくさん)ミネラルができるからなんだ。

りんご酢(す)とゴマを入れ(いれ)るとこんな風にかわるよ。

味噌汁(みそしる)

酸味(さんみ)の強い(つよい)赤味噌(あかみそ)風味(ふうみ)。

カレーライス

フルーティーな、りんごやパイナップルの風味(ふうみ)。

ラーメン

温かい(あたたかい)、冷やし(ひやし)ラーメンの風味(ふうみ)。味噌(みそ)、塩(しお)、しょうゆ味(あじ)など、冷やしラーメンでは味わえないおいしさです。

ぴな
ぴな
すてきね!わたしは、ホット冷やし(ひやし)お子さまみそラーメンがいいわ!!
ぴのすけ
ぴのすけ
慣れ(なれ)てくると、入れ(いれ)ないときの方(ほう)が物足り(ものたり)なくなります。

鍋(なべ)に入れ(いれ)てしまうと、いやがる人もいるので、味噌汁(みそしる)ならおわん一杯(いっぱい)に、おおさじ一杯(いっぱい)くらいを目安(めやす)にすると良い(よい)です。

ト.ヨーグルトも毎日(まいにち)食べ(たべ)る。

「牛乳(ぎゅうにゅう)は身体(からだ)に悪い(わるい)!?」
世の中(よのなか)には、こんな考え(かんがえ)を持って(もって)いる人(ひと)もいますが、みなさんはどう思われ(おもわれ)ますか?

日本人(にほんじん)はもともと牛乳(ぎゅうにゅう)を飲む(のむ)習慣(しゅうかん)がなく、「乳糖(にゅうとう)」を消化(しょうか)できない子(こ)がたくさんいます。

ぴのすけ
ぴのすけ
ヨーグルトは乳糖(にゅうとう)が乳酸(にゅうさん)に変化(へんか)したものなので、ほとんどの子(こ)が消化(しょうか)できます。
ぴな
ぴな
わたしは、一週間(いっしゅうかん)に3回(さんかい)くらい作って(つくって)いるわ。保温器(ほおんき)に入れ(いれ)ておくと、半日(はんにち)でできるの。
ピノすけ
ピノすけ
パパも、おなじくらい、作って(つくって)いるよ。

詳しく(くわしく)は⇒ヨーグルト物語(計画中)を見てね。

チ.できればごはんは、玄米(げんまい)に替え(かえ)てもらう。

ぴな
ぴな
パパは、玄米(げんまい)が好き(すき)よね。わたし、苦手(にがて)。

玄米(げんまい)は、半日(はんにち)以上(いじょう)水(みず)に漬け(つけ)ておくことで、芯(しん)まで柔らか(やわらか)くなります。二日(ふつか)くらい漬け(つけ)ておくと、栄養豊富(えいようほうふ)な発芽玄米(はつがげんまい)になるよ。

ペットボトルに玄米を入れて、水に1日浸し、鍋に入れたところです

ペットボトルどうしをつなぐキャップのところは、大人(おとな)の人に手伝っ(てつだっ)てもらって作っ(つくっ)てね。

ぴのすけ
ぴのすけ
このくらい水に浸しておくと、ふつうの炊飯器でも炊けるよ。
ぴな
ぴな
おもしろそう。わたしもやってみたい。

圧力鍋(あつりょくなべ)も難し(むずかし)くないよ。近頃(ちかごろ)のコンロは、鍋の底の水分(すいぶん)が少なく(すくなく)なると、過熱(かねつ)を防ぐ(ふせぐ)ために加熱(かねつ)が止まる(とまる)んだ。

ぴな
ぴな
過熱(かねつ)と加熱(かねつ)が、
とんちんかんぷんだわ!!
ぴのすけ
ぴのすけ
ちょうど炊けた(たけた)ところで、火(ひ)が消える(きえる)んだ。

過熱(かねつ):ねつをくわえ過ぎる(すぎる)こと。
加熱(かねつ):ねつを加える(くわえる)こと。

玄米(げんまい)ごはんのおいしい炊き(たき)方(かた)

1.玄米(げんまい)をペットボトルに入れて、まる1日(いちにち)、水(みず)に漬けて(つけて)おく。
2.圧力鍋(あつりょくなべ)に入れて、コンロにおいて加熱(かねつ)するよ。
3.だから、コンロに乗せて(のせて)たあと、放って(ほうって)おいていいんだよ。

げんまいおにぎり
ぴのすけ
ぴのすけ
玄米(げんまい)でつくったおにぎりは、「きびだんご」より栄養(えいよう)があるんだ。
ぴな
ぴな
わたしも、たべてみたい!

リ.風邪(かぜ)の定番(ていばん)『ホットオレンジジュース』!

ぴな
ぴな
どうして、りんごじゃなくて、オレンジなの?
ぴのすけ
ぴのすけ
パパが小学生(しょうがくせい)のころの愛読書(あいどくしょ)に書い(かい)てあったんだ。
ぴな
ぴな
なんていう本(ほん)?
ぴのすけ
ぴのすけ
『主婦の友(しゅふのとも)』
ぴな
ぴな
『主婦の友(しゅふのとも)』って、小学生(しょうがくせい)が読む(よむ)本(ほん)?
ぴのすけ
ぴのすけ
パパの母親(ははおや)が毎月(まいつき)買っていたんだ。

その雑誌(ざっし)の中(なか)にあった、あるお医者(いしゃ)さんについての記事(きじ)です。そのお医者(いしゃ)さんは、同じ(おなじ)時代(じだい)の医者(いしゃ)が、すぐに患者(かんじゃ)に薬(くすり)を処方(しょほう)してしまうことに、不満(ふまん)を持っ(もっ)ていたようです。

「経験(けいけん)の豊富(ほうふ)な医者(いしゃ)は、ちょっとした風邪(かぜ)ぐらいで薬(くすり)を出さ(ださ)ないものだ。たとえば、オレンジジュースを温めて(あたためて)飲みな(のみな)さいなどと諭し(さとし)てあげるのが、良い(よい)医者(いしゃ)だ。」

ということが書いてありました。

その話(はなし)を祖母(そぼ)に聞かせたら、

「それは、いいお医者(いしゃ)さんだね。昔(むかし)風邪(かぜ)をひいたら、おばあちゃんのおばあちゃんが、みかんを焼いて(やいて)食べ(たべ)させてくれたものだ」

そう言って(いって)、パパにみかんの黒焼き(くろやき)を渡して(わたして)くれました。

ぴのすけ
ぴのすけ
真っ黒焦げ(まっくろこげ)だったんだけど、おばあちゃんの気持ち(きもち)が、おいしかった!

からだが温まり(あたたまり)、栄養(えいよう)も摂れる(とれる)とてもいい方法(ほうほう)です。

ヌ.もしもの備え(そなえ)、ビタミンC。

ビタミンCは、薬局(やっきょく)で100gあたり1000円~1500円程度(ていど)で購入(こうにゅう)できます。

⇒ビタミンC物語(ものがたり)(計画中・けいかくちゅう)も読んでね!

風邪(かぜ)がひどくなり、熱(ねつ)が出たり(でたり)、のどが腫れ(はれ)て痛い(いたい)ときは、ホットオレンジジュースに、ビタミンCを加え(くわえ)ると治り(なおり)が早く(はやく)なります。

ぴのすけ
ぴのすけ
少量(しょうりょう)からはじめて、経験(けいけん)をつむと、分量(ぶんりょう)が分か(わか)るようになります。
ぴな
ぴな
わたしも飲ん(のん)だことあるわ!
酸っ(すっ)ぱいぃぃの!

以前(いぜん)、妻(つま)と娘(むすめ)がインフルエンザにかかりました。
私(わたし)も何日(なんにち)かあとの夕方(ゆうがた)39℃近く(ちかく)出て(でて)、喉(のど)が腫れて(はれて)しまいました。

ぴな
ぴな
パパが倒れ(たおれ)ちゃったら、一家(いっか)全滅(ぜんめつ)!
ぴのすけ
ぴのすけ
でもパパは、風邪をひかない人だから、
ぴな
ぴな
はな、のびてる。
ぴのすけ
ぴのすけ
ビタミンCでやっつけたんだ。
ぴな
ぴな
わたし、知っ(しっ)てる!
ぴのすけ
ぴのすけ
ちょっと大変だったよ。

ビタミンCは水溶性(すいようせい)なので、血液(けつえき)のなかに溶け(とけ)込んで(こんで)、免疫力(めんえきりょく)を上げてくれます。
その代わり(かわり)、すぐに腎臓(じんぞう)でろ過(ろか)されて、オシッコになって出て行ってしまいます。

だから、効果(こうか)が続く(つづく)のが、3時間(じかん)くらいです。
3時間(じかん)ごとに、どのくらい飲む(のむ)のかというと、法律(ほうりつ)に触れる(ふれる)といけないので、Xグラムずつ、としておきます。

ぴのすけ
ぴのすけ
これを、モリモリ大作戦(だいさくせん)と呼ぶ(よぶ)ことにします。

はじめ、ホットオレンジジュースに溶かし(とかし)て飲んだ(のんだ)のですが、正直(しょうじき)、溶け(とけ)きりません。

ヨーグルトにまぜることにしました。けっこう、モリモリな量(りょう)です。

見込んだ(みこんだ)通り(とおり)、朝方(あさがた)には、36℃台(だい)まで下がって(さがって)いました。

ただし、喉(のど)はまだ腫れて(はれて)いて、声(こえ)が変(へん)です。
このくらいまで熱(ねつ)が下がっ(さがっ)てしまうと、病院(びょういん)ではインフルエンザの診断(しんだん)をしてもらえず、喉(のど)の炎症(えんしょう)を抑える(おさえる)薬(くすり)だけもらえます。

ぴのすけ
ぴのすけ
ただし、モリモリ大作戦(だいさくせん)には、とんでもない副作用(ふくさよう)があります。
ぴな
ぴな
え、どうなるの!
ぴのすけ
ぴのすけ
おならが、止まら(とまら)なくなります。
ぴな
ぴな
聞く(きく)んじゃなかった!
注意(ちゅうい)

モリモリ大作戦(だいさくせん)には、上(うえ)に書いた(かいた)副作用(ふくさよう)の他に、下痢(げり)の症状(しょうじょう)が出る(でる)ことがあります。
長期間(ちょうきかん)に渡って(わたって)多量(たりょう)に摂り(とり)続けた(つづけた)場合(ばあい)、尿管結石(にょうかんけっせき)ができる可能性(かのうせい)があるそうです。

よい子のみなさん

ここに書かれていることは、かならず大人(おとな)のひとに読んで(よんで)もらってから、おとなと一緒(いっしょ)に行って(おこなって)ください。

ABOUT ME
pinosuke
ぴのすけ@30年間、地方で物理の教師をやったあと起業してしくじり、いまは会社員をしながら再起動中です。 学校では、うつや不安症やアレルギーといった、心理面、健康面でのサポートが得意で、無理だと思われていた子も、不思議と学校に戻ってきました。 大きなしくじりを体験し、ビジネス面でも意外に「ついてる」ことが発覚。 これからはビジネスに重心を置いて、サポートの力を試していきます。