でもね、マスクより大切(たいせつ)な予防法(よぼうほう)があるんだ。
「この30年、風邪(かぜ)を悪く(わるく)したことがありません」
「ぴのすけ」は20歳(はたち)のころに大怪我(おおけが)をして、両ヒザ(りょうひざ)に後遺症(こういしょう)があります。そのため、身体(からだ)を鍛え(きたえ)られるスポーツのほとんどができません。
その代わり(かわり)に、体調(たいちょう)を崩さ(くずさ)ない工夫(くふう)をしてきました。
いま流行って(はやって)いるコロナウイルスは、風邪(かぜ)の一種(いっしゅ)です。
- ぴのすけの風邪(かぜ)をひかない妙(みょう)な自信(じしん)の秘密(ひみつ)
- イ.かぜをひかないと、心(こころ)に決め(きめ)る。
- ロ.急が(いそが)ない、恨ま(うらま)ない、突っ込ま(つっこま)ない。
- ハ.よく笑(わら)い、よく感謝(かんしゃ)し、元気(げんき)に返事(へんじ)をする。
- ニ.身体(からだ)を冷やさ(ひやさ)ない。
- ホ.外(そと)にでるときは手袋(てぶくろ)をする。
- ヘ.酢っ(すっ)ぱいものが好き(すき)になる秘訣(ひけつ)。
- ト.ヨーグルトも毎日(まいにち)食べ(たべ)る。
- チ.できればごはんは、玄米(げんまい)に替え(かえ)てもらう。
- リ.風邪(かぜ)の定番(ていばん)『ホットオレンジジュース』!
- ヌ.もしもの備え(そなえ)、ビタミンC。
ぴのすけの風邪(かぜ)をひかない妙(みょう)な自信(じしん)の秘密(ひみつ)
イ.かぜをひかないと、心(こころ)に決め(きめ)る。
ロ.急が(いそが)ない、恨ま(うらま)ない、突っ込ま(つっこま)ない。
ハ.よく笑(わら)い、よく感謝(かんしゃ)し、元気(げんき)に返事(へんじ)をする。
ニ.身体(からだ)を冷やさ(ひやさ)ない。
ホ.外(そと)にでるときは手袋(てぶくろ)をする。
ヘ.酢っ(すっ)ぱいものが好き(すき)になる秘訣(ひけつ)。
ト.ヨーグルトも毎日(まいにち)食べ(たべ)る。
チ.できればごはんは、玄米(げんまい)に替え(かえ)てもらう。
リ.風邪(かぜ)の定番(ていばん)『ホットオレンジジュース』!
ヌ.もしもの備え(そなえ)、ビタミンC。
番外編(ばんがいへん) ⇒別(べつ)のページに書く(かく)よ。
ル.ニュースをよく知り、よく勉強する。
ヲ.掃除(そうじ)、洗濯(せんたく)、お手伝(てつだ)い。
ワ.好き(すき)嫌い(きらい)をしないでよく食べ(たべ)る。
カ.やさいを皮(かわ)のまま食べ(たべ)る。
ヨ.きのこを毎日(まいにち)食べ(たべ)る。
タ.納豆(なっとう)を毎日(まいにち)食べ(たべ)る。
イ.かぜをひかないと、心(こころ)に決め(きめ)る。
かぜをひかないと決めると、潜在意識(せんざいいしき)がいつもかぜをひかないように気(き)をつけてくれるんだ。
☆潜在意識(せんざいいしき):心(こころ)のなかの、ほんとうの自分(じぶん)のかんがえ。
決める(きめる)というのは大切(たいせつ)なことです。
たとえば「太りたくない」と思う(おもうとき)とき、どんなダイエットをするより「自分は太らない」と決めて(きめて)しまうことのほうが効果(こうか)があります。
ロ.急が(いそが)ない、恨ま(うらま)ない、突っ込ま(つっこま)ない。
☆免疫(めんえき):身体(からだ)の中(なか)にある、病気(びょうき)と闘う(たたかう)仕組み(しくみ)のこと。
ひとはむかし、毎日(まいにち)をいろいろなものと闘って(たたかって)生活(せいかつ)していました。
狩り(かり)をするために動物(どうぶつ)と闘っ(たたかっ)たり、となりの部族(ぶぞく)が攻めて(せめて)きたリ、いまのように安心(あんしん)して暮らして(くらして)いられませんでした。
急い(いそい)だり、怒っ(おこっ)たり、人(ひと)を恨ん(うらん)だりすると、身体(からだ)は、そのころの状態(じょうたい)を思い出し(おもいだし)て、戦闘(せんとう)モードに変わって(かわって)しまいます。
するとスピードを出す(だす)のに必要(ひつよう)な「赤血球(せっけっきゅう)」が増え(ふえ)ます。
☆赤血球(せっけっきゅう):からだじゅうに酸素(さんそ)を送っ(おくっ)てくれる細胞(さいぼう)
そのかわりに免疫(めんえき)をまもっているリンパ球(りんぱきゅう)の数(かず)が、へってしまうのです。
☆リンパ球(りんぱきゅう):いくつかの種類(しゅるい)があり、からだの中に入ったウイルスなどを、れんらくをとりあって最終的(さいしゅうてき)に、食べ尽くし(たべつくし)てくれる。
急がず(いそがず)あわてず、穏やか(おだやか)に生活(せいかつ)していると、逆(ぎゃく)のことがおこるんだよ。
スピードがいらないから必要(ひつよう)な酸素(さんそ)の量(りょう)が減る(へる)ので、赤血球(せっけっきゅう)が減り(へり)、リンパ球(りんぱきゅう)がふえるんだ。
それで「突っ込ま(つっこま)ない」はどうなったの?
☆突っ込み(つっこみ):漫才(まんざい)で、ボケ役(やく)のBさんが、わざと間違っ(まちがっ)たことを言い(いい)、突っ込み(つっこみ)役(やく)のAさんがそれを直そう(なおそう)とすること。
プロの漫才師(まんざいし)は、お互い(たがい)に思い(おもい)やりを持っ(もっ)てしっかり準備(じゅんび)します。
しかし、思い(おもい)やりのない突っ込み(つっこみ)は、ただの悪口(わるぐち)になってしまいます。
ハ.よく笑(わら)い、よく感謝(かんしゃ)し、元気(げんき)に返事(へんじ)をする。
大昔(おおむかし)の話(はなし)に戻り(もどり)ます。
獲物(えもの)がとれると、みんな大喜び(おおよろこび)で神さま(かみさま)に感謝(かんしゃ)をしました。
よく笑(わら)う人、元気(げんき)に返事(へんじ)をする人は、仲間(なかま)から大事(だいじ)にされる傾向(けいこう)があります。
しかし、狩り(かり)が終わっ(おわっ)たばかりなので、多く(おおく)の人(ひと)はケガをして、身体(からだ)にはバイキンが入っ(はいっ)ていました。
心(こころ)と身体(からだ)のバランスがとれている人たちは、身体(からだ)の中(なか)でリンパ球(りんぱきゅう)をたくさん作る(つくる)ことができました。そういった人(ひと)たちは、生き残る(いきのこる)確率(かくりつ)が高かっ(たかかっ)たのです。
ニ.身体(からだ)を冷やさ(ひやさ)ない。
身体(からだ)の免疫(めんえき)が闘って(たたかって)いる時(とき)に、冷たい(つめたい)水(みず)を飲ん(のん)でしまうと、しばらくのあいだ免疫(めんえき)が弱く(よわく)なってしまうんだよ。
☆水を差す(みずをさす):じゃまをすること
寒い(さむい)ときには手袋(てぶくろ)をはめたり、帽子(ぼうし)をかぶるなどはもちろん、タイツや股引(ももひき)を履く(はく)のがよいです。
冷え性(ひえしょう)の人(ひと)は、腿(もも)から下(した)か、腰(こし)から下(した)のあたりが冷える(ひえる)ので、取り外し(とりはずし)ができて、暖かい(あたたかい)ものを考えて(かんがえて)ほしいです。
もしもそういうものがあれば、コメントをくださいね!
ホ.外(そと)にでるときは手袋(てぶくろ)をする。
ぴのすけは風邪(かぜ)の季節(きせつ)がやってくると、どんなに暖かい(あたたかい)日でも、手袋(てぶくろ)を欠かし(かかし)ません。
⇒「これから1分間、ウイルスになってみる」も読んでね!
軍手(ぐんて)は10組み(くみ)300円ほどで売られ(うられ)ています。
軍手(ぐんて)は真っ白(まっしろ)で目立つ(めだつ)ので、好きな(すきな)色(いろ)に染めて(そめて)使う(つかう)と良い(よい)です。
使い古し(つかいふるし)のペンのインクを使う(つかう)と、ペン一本(いっぽん)で、軍手(ぐんて)なら3組(さんくみ)くらい染め(そめ)られます。
かすれて出なく(でなく)なった名前ペン(なまえぺん)の場合(ばあい)です。
(1)ペンの先(さき)の部分(ぶぶん)をペンチでつかむと、インクの染み(しみ)こんだフェルトが取り(とり)出せ(だせ)ます。
(2)20cm×30cmほどのポリ袋(ぽりぶくろ)に入れ(いれ)て、エタノールかメタノールを20mLほど入れると、インクがしみ出して(だして)くるので、袋(ふくろ)の上(うえ)からインクを絞り(しぼり)だします。
(3)ぜんぶのインクが絞り(しぼり)出た(でた)ところで、水(みず)を100mLほど入れ(いれ)て、さらに絞り(しぼり)だします。
(4)袋(ふくろ)からインクのフェルトを取り出し(とりだし)て、2組(ふたくみ)分(ぶん)の軍手(ぐんて)を入れ(いれ)てしみこませ、乾か(かわか)せばできあがりです。
写真(しゃしん)ではゴムの入っ(はいっ)た縁(ふち)のところをなかに折り(おり)かえしてあります。
ブルーグレイの落ち(おち)着いた(ついた)色(いろ)に仕上がり(しあがり)ました。
ヘ.酢っ(すっ)ぱいものが好き(すき)になる秘訣(ひけつ)。
酢(す)は、血液(けつえき)をサラサラにして、免疫力(めんえきりょく)を強く(つよく)してくれます。
ぴのすけは、2週間(にしゅうかん)に1本(いっぽん)の割合(わりあい)で、りんご酢(りんごす)を使い(つかい)きります。
ヨーグルトがびんに残っ(のこっ)ているとき、ジュースとりんご酢(す)を入れて良く(よく)振っ(ふっ)て、ヨーグルトドリンクを作る(つくる)んだ。
酢(す)で料理(りょうり)をおいしくする秘訣(ひけつ)
それは、なに?
料理(りょうり)に使う(つかう)ときは、酢(す)と同じ(おなじ)量(りょう)のゴマを入れ(いれ)ると、鼻(はな)にツンとこなくなるよ。
ゴマに含まれるカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが一瞬(いっしゅん)で酢酸(さくさん)と結び(むすび)ついて、匂い(におい)のしない酢酸(さくさん)ミネラルができるからなんだ。
りんご酢(す)とゴマを入れ(いれ)るとこんな風にかわるよ。
酸味(さんみ)の強い(つよい)赤味噌(あかみそ)風味(ふうみ)。
フルーティーな、りんごやパイナップルの風味(ふうみ)。
温かい(あたたかい)、冷やし(ひやし)ラーメンの風味(ふうみ)。味噌(みそ)、塩(しお)、しょうゆ味(あじ)など、冷やしラーメンでは味わえないおいしさです。
鍋(なべ)に入れ(いれ)てしまうと、いやがる人もいるので、味噌汁(みそしる)ならおわん一杯(いっぱい)に、おおさじ一杯(いっぱい)くらいを目安(めやす)にすると良い(よい)です。
ト.ヨーグルトも毎日(まいにち)食べ(たべ)る。
世の中(よのなか)には、こんな考え(かんがえ)を持って(もって)いる人(ひと)もいますが、みなさんはどう思われ(おもわれ)ますか?
日本人(にほんじん)はもともと牛乳(ぎゅうにゅう)を飲む(のむ)習慣(しゅうかん)がなく、「乳糖(にゅうとう)」を消化(しょうか)できない子(こ)がたくさんいます。
詳しく(くわしく)は⇒ヨーグルト物語(計画中)を見てね。
チ.できればごはんは、玄米(げんまい)に替え(かえ)てもらう。
玄米(げんまい)は、半日(はんにち)以上(いじょう)水(みず)に漬け(つけ)ておくことで、芯(しん)まで柔らか(やわらか)くなります。二日(ふつか)くらい漬け(つけ)ておくと、栄養豊富(えいようほうふ)な発芽玄米(はつがげんまい)になるよ。
ペットボトルどうしをつなぐキャップのところは、大人(おとな)の人に手伝っ(てつだっ)てもらって作っ(つくっ)てね。
圧力鍋(あつりょくなべ)も難し(むずかし)くないよ。近頃(ちかごろ)のコンロは、鍋の底の水分(すいぶん)が少なく(すくなく)なると、過熱(かねつ)を防ぐ(ふせぐ)ために加熱(かねつ)が止まる(とまる)んだ。
とんちんかんぷんだわ!!
過熱(かねつ):ねつをくわえ過ぎる(すぎる)こと。
加熱(かねつ):ねつを加える(くわえる)こと。
1.玄米(げんまい)をペットボトルに入れて、まる1日(いちにち)、水(みず)に漬けて(つけて)おく。
2.圧力鍋(あつりょくなべ)に入れて、コンロにおいて加熱(かねつ)するよ。
3.だから、コンロに乗せて(のせて)たあと、放って(ほうって)おいていいんだよ。
リ.風邪(かぜ)の定番(ていばん)『ホットオレンジジュース』!
その雑誌(ざっし)の中(なか)にあった、あるお医者(いしゃ)さんについての記事(きじ)です。そのお医者(いしゃ)さんは、同じ(おなじ)時代(じだい)の医者(いしゃ)が、すぐに患者(かんじゃ)に薬(くすり)を処方(しょほう)してしまうことに、不満(ふまん)を持っ(もっ)ていたようです。
ということが書いてありました。
その話(はなし)を祖母(そぼ)に聞かせたら、
「それは、いいお医者(いしゃ)さんだね。昔(むかし)風邪(かぜ)をひいたら、おばあちゃんのおばあちゃんが、みかんを焼いて(やいて)食べ(たべ)させてくれたものだ」
そう言って(いって)、パパにみかんの黒焼き(くろやき)を渡して(わたして)くれました。
からだが温まり(あたたまり)、栄養(えいよう)も摂れる(とれる)とてもいい方法(ほうほう)です。
ヌ.もしもの備え(そなえ)、ビタミンC。
ビタミンCは、薬局(やっきょく)で100gあたり1000円~1500円程度(ていど)で購入(こうにゅう)できます。
⇒ビタミンC物語(ものがたり)(計画中・けいかくちゅう)も読んでね!
風邪(かぜ)がひどくなり、熱(ねつ)が出たり(でたり)、のどが腫れ(はれ)て痛い(いたい)ときは、ホットオレンジジュースに、ビタミンCを加え(くわえ)ると治り(なおり)が早く(はやく)なります。
酸っ(すっ)ぱいぃぃの!
以前(いぜん)、妻(つま)と娘(むすめ)がインフルエンザにかかりました。
私(わたし)も何日(なんにち)かあとの夕方(ゆうがた)39℃近く(ちかく)出て(でて)、喉(のど)が腫れて(はれて)しまいました。
その代わり(かわり)、すぐに腎臓(じんぞう)でろ過(ろか)されて、オシッコになって出て行ってしまいます。
3時間(じかん)ごとに、どのくらい飲む(のむ)のかというと、法律(ほうりつ)に触れる(ふれる)といけないので、Xグラムずつ、としておきます。
はじめ、ホットオレンジジュースに溶かし(とかし)て飲んだ(のんだ)のですが、正直(しょうじき)、溶け(とけ)きりません。
ヨーグルトにまぜることにしました。けっこう、モリモリな量(りょう)です。
見込んだ(みこんだ)通り(とおり)、朝方(あさがた)には、36℃台(だい)まで下がって(さがって)いました。
このくらいまで熱(ねつ)が下がっ(さがっ)てしまうと、病院(びょういん)ではインフルエンザの診断(しんだん)をしてもらえず、喉(のど)の炎症(えんしょう)を抑える(おさえる)薬(くすり)だけもらえます。
モリモリ大作戦(だいさくせん)には、上(うえ)に書いた(かいた)副作用(ふくさよう)の他に、下痢(げり)の症状(しょうじょう)が出る(でる)ことがあります。
長期間(ちょうきかん)に渡って(わたって)多量(たりょう)に摂り(とり)続けた(つづけた)場合(ばあい)、尿管結石(にょうかんけっせき)ができる可能性(かのうせい)があるそうです。
ここに書かれていることは、かならず大人(おとな)のひとに読んで(よんで)もらってから、おとなと一緒(いっしょ)に行って(おこなって)ください。