ずつう・ぜんそく・じんましん・びえん・アトピー・心のやまい・・・なおったはずのぴのすけが肛門科のおせわになって考えたこと

すべからく保健室ほけんしつの先生たちは、もっと超能力ちょうのうりょくをひけらかすべきだ。保健室の先生みんながもっている超能力ちょうのうりょくとは「透視とうしの術じゅつ」。ぼくは何度も、彼女たちの能力を見せつけられた。

☆すべからく：「～～すべき」を大げさにいうことば。「ことごとく」（ひとつのこらず）と間違えやすいので注意しよう。
☆透視とうしの術じゅつ：超能力ちょうのうりょくのひとつで、かくれているものの中身なかみを「透すかして視みる」という、おそろしい能力のうりょくのこと。パンツの中まで透すけて見えたら、うらやましいたいへん。

ぴのすけの心とからだが弱かったころの話

ぴのすけは小さいころ、喘息ぜんそくと鼻炎びえんとアトピーと偏頭痛へんずつう・・・思いつく病気はなんでもそろえた、病気のコンビニエンスストアみたいな子どもでした。
父や母は忙いそがしかったので、姉あねや、親戚しんせきのお姉ねえさんにつれられて病院びょういんに行いきました。

仮病けびょうをうたがわれる。

☆仮病けびょう：病気びょうきになったふりをすること。

「仮病じゃないの」といわれたことがあります。

むかしの水銀の入った体温計は、こすると摩擦熱で温度が上がると言われていました。そんなズルい手は、使っていません。というか、そんなんじゃ上がりません。

それで、あついお茶のなかにつっこんで、茶碗の中に水銀が出てきちゃったことがあります。しかも２回。２回めのは、一瞬いっしゅんだけにすればいいと気付き、一瞬を５回くらい続けたらこわれました。

☆確信犯かくしんはん：「正しいと信じて悪いことをやっちゃう」こと。またはそれをギャグにして「悪いと分かっていて悪いことをやっちゃう」こと。どっちの意味にも使える。

ぜったいにうまく行く、確実かくじつな方法をあみだしました。

（いまのデジタル体温計は、なりません。）

思いがけず、仮病の疑いがはれる。

ところが、精密検査せいみつけんさを受けることになってしまいます。

国立大学こくりつだいがくの付属病院ふぞくびょういんにつれていかれ、いろんな検査けんさをうけます。どれも、正常せいじょう。

ところが脳波のうはの異常いじょうがみつかり、仮病けびょうの疑うたがいが晴はれます。イエイ。

ぼくが本当に調子が悪いことを知ったクラスの子たちには、口々に「かわいそう」といいます。

「かわいそう」って、いやなことば。
心がめちゃめちゃ傷きずついて、いつか元気になってやる！と決意けついしたのです。

ぴのすけ、お尻しりに異変いへんがおこる

それは、おととしの４月、ちょうど、ぴなちゃんが新しい学校で「長なわとび」と格闘かくとうしていたころのお話です。ぴなちゃんたち家族が引っ越してしまった２週間後、実じつは、ぴのすけのお尻しりに異変いへんがおこり、病院びょういんのお世話せわになりました。

☆鎮静剤ちんせいざい：興奮こうふんしてうるさくなった人をおちつかせて静しずかにさせる薬くすり。うちの妻つまはぼくが口を閉とじておくのにぜひ必要ひつようと思おもっている。

肛門科こうもんかにて…「痔じではなくてですねぇ」

栄養えいようのバランスをふりかえる

ぴのすけは、この一週間に自分が食べた物を振り返りました。

いまから１５０年ほど前に、ドイツの化学者リービッヒは、あるひとつの栄養素を少なくすると、それにつれて植物が小さく育ってしまうことを発見しました。

ぴのすけが、世界最速せかいさいそくでアトピー性湿せいしっしんをなおした方法

結果は？

長くなってしまったので、ここでいったん終わります。

ぴなちゃん百貨店

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